4枚
「大阪国際女子マラソン」(26日、ヤンマーフィールド長居発着)
30キロ地点で先頭グループを形成していた3人のペースメーカーが外れた。直後に見せた陽気な姿に反響の声があがった。
30キロ地点まで先頭のエデサを3人で引っ張った女性ペースメーカー。走り終えると両手を挙げて笑みを浮かべ、抱き合うシーンも。さらに3人はエデサの背中を押すように声援を送った。
うち1人は沿道に残って2位の鈴木優花に拍手を送って声かけ。20キロから30キロにかけて大きくペースが前後する場面もあったが、ネットは「30kmを終えたペースメーカーが楽しそうだ!」「両手を挙げてゴールして楽しそうなペースメーカーを初めて見た」「え!?あの人たちペースメーカーだったの?」「3人のペースメーカー30キロまで先頭走ったって笑ってハイタッチしたり選手に声援送っとったぞ すげぇな」と反響の声があがっていた。
レースはエデサが大会連覇。日本人最上位となる2位には小林香菜が入った。24キロで先頭集団から脱落するも、粘り強く独特のピッチ走法で安定したタイムを刻み、残り1キロを切ったところでパリ五輪6位の鈴木を逆転。女子マラソン界にシンデレラガールが誕生した。